4月の4週目に、長崎へ医師事務作業補助者のシステム導入を検討するために研修に行ってきました。
私が訪問した病院は、医師事務作業補助加算が2008年に始まった次の年から導入をしていました。
職員数も300人を超えたとても活気のある病院でした。
このシステムは特に、高齢化やデジタル化の遅れている地域ではドクターの書類作成やパソコン技能で大きく貢献しています。
今後の医療現場では、職人気質の方ももちろんですが、縦軸だけではなく横軸を延ばしたジェネラリストタイプの人材も必要になっていくと考えています。
医療職は、専門職が多く職人気質の方が多い傾向がありますので新たな部門を設立する際にどうしても管理の部分やキャリアラダー作成で難しくなると思います。
このような現状の中で、縦の人に対して横で補えるような人材やシステムの導入がいかに大事かということを再認識しました。
また、人数が多くなるにつれて、組織として課題解決のためのカンファレンスも大事ですが、業務の基盤となるマニュアルについて常にアップデートを行う重要性により気づくきっかけになりました。
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